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理事長所信

2017年度理事長所信

2017年度 第35代理事長 津田春智 
 1983年4月29日「大河原地方の青年の友情の輪を拡め、自己の修練を重ね、地域社会の建設に取り組み、心豊かな人間形成に真摯に励み、希望あふれることを誓い、大河原青年会議所の設立を力強く宣言いたします。」と使命を抱いた46名のチャーターメンバーが、大きな夢と輝かしい郷土実現のために、全国で712番目、県内11番目の青年会議所として、この地に大河原青年会議所が誕生しました。それから10年後の1993年、創立10周年の節目にさらなる飛躍を期して現在のさくら青年会議所に改名、2009年に社団格を取得し現在に至っております。創立以来33年の間明るい豊かな社会の実現を目指し、地域に根差した運動を連綿と展開してこられた先輩諸兄に感謝と敬意を表するとともに、今後も地域をより輝かせる団体であることを誓います。

 はじめに

 
1949年、戦後焼け野原の大地を目の当たりにして「新日本の再建は我々青年の責務である」との熱い想いで、明るい豊かな社会の実現を理想とし、責任感と情熱をもった青年有志による東京青年会議所が設立され、日本青年会議所の運動が始まってから68年が過ぎました。

 現在では同じ志を持った青年会議所が日本各地に697存在します。この柴田郡においても当青年会議所は1983年4月29日に大河原青年会議所として全国で712番目、宮城県では11番目の青年会議所として発足し、来年度には35周年を迎えます。常に地域の明るい未来を夢見て歩みを進めて来た先輩方が青年としての抱いた熱い想いは今もなお多くの町民の記憶に刻まれています。現在の名称である「さくら青年会議所」となるきっかけにもなった「さくら市構想」です。賛否両論もあるが、生活圏が重なる柴田町・大河原町・村田町の3町をひとつの地域として捉え、合併するという熱い想いは町民の意識へ刺激を与え地域を巻き込みました。その大きな運動は15年以上経過した今も私たちにとって誇るべき運動であったと確信しています。その後、一般社団法人格を取得し、現在では川崎町からも賛同を頂くことで活動地域として加わって頂き、4町の輝ける次代のために一般社団法人さくら青年会議所(以下さくらJC)として、先輩方が歩み築き上げてきた歴史を伝承し、さらに熱き想いを胸に抱き地域に根差した運動を展開します。

 私とJC

 
 私がさくらJCに入会したのは13年前です。気が付けば25歳で入会した私も38歳となります。人生の3分の1をさくらJCに関わり生きてきたことになります。「金持ちの集まり」「飲み会集団」と聞かされ嫌々入会したこの団体は、私が生きていく上での考え方そのものを変化させました。25歳だったあの時、さくらJCに入会していなければ今現在の私は決して存在していなかったと思っています。入会当初はほとんど出席することもなく他人事のように過ごしていました。正会員承認の際に理事会の場で「出席率7%ですが、やる気はありますか」そんな質問をされ、この団体は何なのかと疑問を感じたのを今でも覚えています。その反面、根気強く「はる、委員会だぞ、参加しろよ」と何度も電話をくれた先輩に抱いた感謝の気持ちも忘れてはいません。わけも分からずひたすら参加し続ける日々の中で家庭や仕事を大切にしながらも地域のためにと夜中まで会議を繰り返す先輩方の姿は輝いていて「この人たちと同じ景色を見ながら生きていきたい」と思うようになっていました。それから13年間、このさくらJCから多くの機会を頂くことで自分本位だった私も責任感を意識し活動できる人間へと成長することができたと感じています。長かった青年会議所での日々も残りわずか3年、これから私に何ができるのか、何を伝えていくべきなのかと考えた時に思うことは、先輩方が教えてくれた責任世代としての姿勢、仲間のために何ができるのかと真剣に考える思いやりに溢れた背中、地域のためにがむしゃらに汗を流す勇姿、その様な姿を目の当たりにして私が青年会議所活動の中で確信した、地域の青年としての在り方を伝え続けて行きます。自らの責任を自覚し、物事に真剣に向き合い、仲間のために心を配ることができない人間に次代のための地域に根差した活動を実践することなど出来ないのです。

 次代を担う責任と行動

 
次代を担う責任と行動とはどのようなものなのかと探求し続け活動する中で、さくらJCとは青年会議所とは何のために存在するのかという疑問の声を耳にします。そのことは、そんなに重要で気にすることなのでしょうか。私たちはさくらJCのメンバーである以前に活動地域である柴田町・大河原町・村田町・川崎町の4町を生活圏として生きている町民のひとりです。

 この地域に生まれ、今後もこの地域で生きて行く上で常に地域の明るい未来を考え、責任世代としての意識を持ち行動することは責務なのではないでしょうか。だからこそ、さくらJCのメンバーだからという意識ではなく地域の青年としてどうあるべきなのかをしっかりと考え、行動しなければならないのです。そんな中、ひとりでは限界があることも同じ想いの青年が集まることで大きな力となるからこそ青年会議所が必要であり、この地域にさくらJCが存在するのだと私は考えています。当たり前の日常から一歩踏み出し、さくらJCとして活動している仲間同士が地域の明るい未来を真剣に語り合い、切磋琢磨しながら責任ある行動で生まれる魅力的な運動を展開して行かなければなりません。

 そのためには、改めてさくらJCの発足から現在に至るまでの34年間に亘る歴史を築き上げてきた先輩方の熱き想いを知り、今の時代の青年だからこその時代に合わせた目線を意識し、日々の生活の中で地域に目を向け、耳を傾け青年として何を成すべきなのかを探求し続けることから地域の方々へ何かを伝えることができる地域のリーダーとしての人材が生まれるのではないでしょうか。事業の実施や例会の開催も大事であり、さくらJCの運営も大切なことです。しかしながら、先に述べた行動を実践することができずに何かを達成することや地域の方々を巻き込む運動を展開することなど不可能です。

 今一度、共に活動する仲間へ対して思いやりを持てているのか、自らの言動や行動は間違ってはいないかと常に自身に問いかけ、時代を担う責任を意識した行動を実践していくときです。

 次代へと繋がるまちづくり

 
私たちはまちづくりと謳いながら34年間活動してきた団体です。まちづくりと言っても、私たちが活動している4町には多くの魅力的な資源があり、深い歴史が存在します。柴田町、大河原町にはさくらの名所百選に選ばれている「一目千本桜」が存在し、村田町には歴史に彩られ情緒溢れる蔵の町並み、川崎町には町外より多くの観光客が訪れる緑溢れるみちのく杜の湖畔公園とすでにまちづくりに必要な魅力が存在します。さらには、それぞれの町にゆるキャラも存在し、未来を見据えてそれぞれの町で独自にまちおこしが行われています。そして、人口減少や少子高齢化、空き家問題など多くの課題も存在する中、その課題に対しても行政が日々対策を考え改善へ向けた活動を行っています。

 私たちさくらJCは、町に存在する魅力を発信でき、行政と同じように課題へと向き合うことができる団体なのでしょうか、私たちはどのような強みを持った団体なのかと改めて考えなければならない時なのです。私たちは4町の青年により構築される広域的な活動を行える青年会議所なのです。責任世代として自らの立ち位置を意識し、さくらJCとしての利点を活かした活動を意識していかなければなりません。今現在、地域の魅力として存在するものは確実に次代にも魅力として存在するのか。問題視されていることは次代にも課題として存在するのか。町民は何を求めているのかを常に探求しなければなりません。

 私たちは、自らの意思で活動に関わる意識を持つ青年の集いです。さくらJCをツールとして自由自在に活動し、各地域の青年団体や行政とは違った目線を持ち地域の時代へと繋がる笑顔のために率先して活動すべきなのです。そのひとつとして活動地域の柴田町・大河原町・村田町・川崎町の4町をひとつの地域として捉えた活動です。各町の魅力を活かしてより魅力的な地域であることを発信するために、各町の課題を意識して支え合うことで課題解決への可能性を追求するために、4町という活動地域での有効な架け橋となり、より魅力的な地域を次代へと残すための広い視野を持った運動展開が必要であると考えます。

 しかしながら、どんなに理想を掲げても単年度制である団体として1年で出せる結果には限界があります。長期的な計画のもと、次代へと繋がる活動を確実に実践して行くためにも、かつての先輩方が長期に渡り3町をひとつの地域として捉えて発信し続け、3町の町民の意識を変えた「さくら市構想」のように、1年、1年をしっかりと繋げていける運動が求められます。

 次代を担う子供たちへ伝えられること

 次代を担う子供たちへの責任を担う私たちは子供たちにとって親の年代でもあります。

 以前、日本青年会議所の副会頭まで担った方が講演で怒鳴るように言い放った「青少年育成事業…なんでほとんどが小学生の子供たちが対象なの?やった感があるから?楽だから?だったらもっと社会に出るのに近い年代を対象にするべきじゃないの?日々、生活を共にする親を対象にするべきじゃないの?本質を意識して事業を実施しないからイベント屋だって言われてしまうのだよ」という言葉が今でも心に突き刺さっています。

 次代を担う子供たちへ何を伝えられるのか、意識の中に何を残せるのかと考え、私たちはここ数年間、当たり前の日常の中に特別な時間を提供することで、命の大切さやリーダーシップ、協調性、自主性などを学んでもらうことを目的として青少年育成事業を実施してきました。私は青少年育成事業に関わる中で、講演を聞いてから違和感を覚え始めました。私たちが実施する青少年育成事業はどれだけ子供たちの学びへと繋がっているのか、子供たちの一生の中でほんの一瞬の時間に何を伝えられているのか、保護者の方々はどのように感じているのかと多くの疑問が頭を駆け巡る中、子供たちにとって楽しい想い出づくりの一端を担っているだけにすぎないのではないかという不安にかられてしまいます。

 私たちが活動している中で子供たちに青年会議所でしか伝えられない、学校や行政では取り組むことができない、大切な学びがあります。事業を体験した子供たちが笑顔に溢れ地域を想い責任ある行動を取ることができる大人へと成長してもらうために伝えなければならないものがあります。そして、そのために何よりも忘れてはいけないのは、子供たちにとって常に生活を共にする保護者の存在です。保護者に私たちが伝えたい想いを知って頂くことで青少年育成事業の成果は深みを増すと確信します。子供たちにとって楽しみや刺激の中に確実な学びがあり、それを保護者にも理解して頂き、長期にわたり学びを伝え続けることができる環境づくりを意識した青少年育成事業の実施が重要であると考えます。

 同じ志の同士が集う団体として

 さくらJCは13年前には56名と多くの会員のもと活動を行っていました。今年度は23名でのスタートとなっています。地域に根差した活動を行う上で、会員数の現象が直接悪い影響を与えるとは思ってはいませんが、一人でも多くの同士が集うことでよりよい運動を展開できることは間違いありません。会員拡大と簡単に言っても、人数を増やすことが目的の会員拡大では何の意味もありません。以前、私が日本青年会議所の拡大委員会へと出向させて頂いた際に良く耳にした言葉の中に「会員拡大のための会員拡大をするな」といったものがあります。地域のことを真剣に考え、地域に根ざした活動を行うことで同じ志の同士が自然に集うものなのではないでしょうか。今現在、その意識が薄れはじめていることから会員数が減少しているのではないかという意識を持たなければならないのです。時代背景などということが問題視される中、当たり前の理由に逃げるのではなくどこに問題があるのかをしっかりと考えることが求められています。

 地域のことを真剣に考える青年達が笑顔いっぱいに活動している団体がさくらJCであると私たちが想い、語れることが重要であり、やらされているのではなく、自らが一歩踏み出して青年会議所という団体に入会し、多くの時間を使って活動しているということを忘れてはいけません。自らの行動に自信を持ち、胸を張り奢ることなく日々の活動を実践することで共感し、賛同してくれる同士と出会うことができるはずです。  まずは、そんな意識を大切にしながら柴田町・大河原町・村田町・川崎町の4町にてどのようなイベントが行われ、町おこしを行っているのかを交流を通して関わることで学びながら、活動地域に多く存在する青年団体や企業、そして地域のために活動する方々と意識を共有する必要があります。

 そんな方々との交流はメンバーの個々の意識を高め、団体としての魅力を高め、多くの同士が集まる場所へと成長させてくれます。

 知ってもらう…に必要な発信力

 常に地域の明るい未来のために活動を行っている団体として、町民に私たちの想いを知ってもらいたいと思い、発信することは当たり前のことです。今までも折り込みチラシ「飛翔」、ホームページ、フェイスブックと時代の流れに合わせて様々な宣伝媒体を活用しながらさくらJCの活動内容を発信し続けてきました。本来の発信する目的とは、さくらJCや活動内容を知らせることではなく、私たちの活動とは何を目的としているのかという事業の本質や青年としての地域への熱い想いを地域の方々に分かり易く伝え、それを目にした方々の意識の変革を起こすことが何よりも重要だと考えます。その為にはどのように伝えることが伝えられる側にとってストレスなく伝わるのかを意識し、発信しなければならないのです。そして何より、全ての活動に興味を持ってもらえるエンターテイメント性が求められるのではないかと感じています。笑顔が溢れ楽しさが伝わる魅力的な雰囲気を演出する事で誰もが興味を示すものとなると確信します。カタチに囚われ、気がつくと魅力に欠ける活動になってしまっているといったことも多々あるように思います。そして、活動の発信に多くの予算を費やすことが出来なくなってきている今、発信媒体への固定概念を取り除き、柔軟に考えることで今の時代にどのような媒体がより効果的であるのかを検討していくことが求められています。

 最後に

 私たちが青年会議所活動を行えている時間はどのように生まれているのでしょうか。誰に支えてもらい活動できているのでしょうか。多くの方々に与えてもらっている貴重な時間を大切に使っていますか。今一度、真剣に考えてみてください。しかしながら、どんなに頑張っても所詮ひとりの人間です。まずは、身近に存在する自らを支えてくれている人たちのことを想い活動してみませんか。その小さな活動がいずれは関わる全ての人たちに浸透して大きな運動の渦となるのです。

 さあ、今こそ勇気を持って踏み出しましょう。私たちはさくらJCのメンバーとなった時点で地域の未来を明るく豊かにする力も、行動力も持っているのです。そんな可能性を秘めているにもかかわらず行動に移さないことはもったいないことです。考えるだけでは何も始まりません。理想を掲げ、辛くても苦しくても妥協することなく前進しましょう。二度とない無限の可能性を秘めた青年としてのこの時期を全力で駆け抜けましょう。決して後悔などしないように。青年会議所の可能性と自分、そして仲間を信じ行動すればできないことはありません。困難であれば仲間とともに協力し合い乗り越えればいいのです。強い責任感を持ち踏み出しましょう。多くの支えから生まれる奇跡の時間が地域のための大きな力を生み出すことを信じて。



【スローガン】
今と次代を繋ぐ笑顔の創出〜人を想う心が地域を輝かせる〜

【基本理念】
地域や次代を担う子どもたちの未来を想い、自らの責任を再認識してより魅力的に輝く団体となり、全てを想いやる心を大切にした活動から次代へと繋がる笑顔の創出をする。

【基本計画】
1. 次代を担う責任と行動を学ぶ事業の実施
2. 次代へと繋がるまちづくりを意識した事業の実施
3. 笑顔に満ち溢れたひとづくりへと繋がる事業の実施
4. 交流から生まれる新たな意識を生み出す事業の実施
5. 会員拡大の推進

6. 時代に合わせた情報の発信

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